グレート・マザーの元に還る

魂の休息

私たちの宇宙が誕生したのは、今から約138億年前と言われています。宇宙開闢と共に意識が生まれ、光の速度で膨張を続ける宇宙空間には、意識が満ち満ちています。

宇宙の大いなる意識から切り離された、小さな意識を生命体と呼び、あらゆる生命体は常に「自らが存在する理由と、その答え」を求めています。

宇宙の各地で生まれた無数の生命体は、何らかの目的を持って地球に集まり、細胞分裂をするかのように自らを分化させました。これがグループ・ソウルの始まりです。

 

グループ・ソウルの元になった生命体は、グレート・マザーと呼ばれていて、今でも常に私たちと深層意識で繋がっています。

グループ・ソウルは、グレートマザーの性質(属性)をそのまま受け継いでおり、その属性は大雑把に木・火・土・金・水の五行(ごぎょう)で分類されています。

そして、グレート・マザーの属性によって、グループ・ソウルのメンバーが望む生き方と、求める答えが違ってくるのです。

 

グループ・ソウルのメンバーは、同じ属性を持ち、似たような価値観を持っています。そして世界中に散らばって、それぞれ「自らが存在する理由と、その答え」を探し続けています。

自分なりに納得のいく「答え」を見出したメンバーは、グレート・マザーの元に帰還することが許されます。昔の人は、これを神上がり(かむあがり)と言いました。

神上がりの条件を満たした人が亡くなると、自我を喪失したのち、グレート・マザーと一体になります。これにより、一時的に輪廻転生をお休みすることができるのです。

 

言うならば、大仕事を成し遂げた後の特別休暇みたいなものですね。

 

因みに、普通の人は亡くなってもすぐに輪廻転生してしまうので、あまり休むことができません。このサイクルが何度も続くと、だんだん魂が疲弊して、スレた感じが出てきます。

生まれつき冷めていて、何をやっても楽しくないとか、新鮮味を感じないという人は、ひょっとしたら魂が疲弊しているのかも知れませんね。

もし、神上がりしそうなグループソウルのメンバーと出会えたら、どうにかして仲良くなって、グレート・マザーの元に連れ帰ってもらいましょう。

 

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