祖霊を敬いましょう

霊性を高める方法

神社で祀られている神様は、自然神祖霊神のどちらかです。神霊としての格は自然神の方が高いのですが、我々人間とは霊格が違い過ぎるので、あまり相手にしてもらえません。

それに対して祖霊神は元人間の神様ですから、いつも私たち子孫や、国という共同体のことを考えてくださっています。

祖霊神は、各都道府県にある護国神社や、東京の靖国神社で、国の為に戦った英霊として祀られています。英霊はとても強い神様(集合意識体)なので、機会があったら是非参拝しに行きましょう。

 

昔は氏族の祖霊を氏神様とお呼びしていましたが、いつしか地元の鎮守(ちんじゅ)様や、産土神(うぶすな がみ)様と同一視されるようになりました。

昔の人は滅多に地元を離れたりしませんでしたが、今は学業や仕事で転居する人が増えたので、あまり氏神様や、鎮守様、産土神様を意識することはないかも知れません。

因みに、管理人は東北地方に移住した藤原氏の末裔なので、氏神様は天児屋根命(あめ の こやね の みこと)です。

 

藤原氏という氏族名は、第38代・天智天皇から授けられたもの(賜姓)で、源平藤橘(四姓)の氏族名を持つことは天皇の臣下であることを意味しています。

天皇は太陽神・天照大神の末裔ですから、自らの氏族のルーツを辿れば、最後は自然神に辿り着きます。

天照大神を祀る伊勢神宮が「日本全体の総氏神」と呼ばれているのは、その為です。

 

私も少し前まで祖霊神とは御縁がないと思っていたのですが、今は亡き祖母を靖国神社に連れて行ったその日から、急に祖霊神との御縁を感じるようになりました。

そして何故か奈良県に移住する運びとなり、大和三山・天香久山の近くにあるアパートを借りることになりました。

天香久山の北嶺には天香久山神社という古社がありまして、その神社の御祭神が櫛真智命(くしまち の みこと)、すなわち藤原氏の氏神様である天児屋根命だったのです。

 

そこから更に他の神社との御縁が広がっていき、最終的に水を司る自然神、都波能売神(みづはのめのかみ)との御縁をいただくことになりました。

人によって御縁のいただき方は違うので、詳しい経緯は省きますが、自然神との御縁ができると、やがて自らの魂のルーツを知り、課せられた使命を知るに至ります。

我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのかという人生問題の答えは、その時に明らかになります。

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