グループソウル

コラム

人はどこから来て、どこにいくのかという難題を、人生問題と言います。人生は、この人生問題を解決するためにあると言っても過言ではありません。

グループソウルは「どこから来たのか」という人生問題の答えであり、個々の魂のルーツを解き明かすものです。

グループソウルは類魂とも言い、死後の世界や、魂の存在について考えていくと、最終的には皆が似たような答えに辿り着くようです。

 

自分とは異なるタイプの人と付き合うのは、刺激的で楽しいものですが、自分と似たタイプの異性とのお付き合いは、とても心が安らぎます。

実際、グループソウルのメンバー以外の人とお付き合いしても、まず上手く行かないし、相手を深く傷つけたり、お互いに不幸になることの方が多いのです。

お付き合いならまだ良いのですが、グループソウルのメンバー以外の人と結婚すると、高確率で離婚したり、機能不全家族になってしまうのです。

 

現代では自由恋愛一夫一妻制が当たり前になっていますが、婚姻の霊的システムは一夫多妻通い婚の時代のままで、未だにアップデートされていません。

そもそも、婚姻とは家と家の縁を結ぶための制度ですし、育児も両家とその一族が協力し合う仕組みになっています。

つまり、人間社会と法律は、自由恋愛と一夫一妻制に変化したものの、霊的システムと遺伝情報(ゲノム)は昔のままだということです。

 

自然界の動植物にとっては、性交=結婚であり、浮気、重婚、乱婚などは、特に意識されることもありません。そして、婚姻の霊的システムは、これが基本型なのです。

我々人類だけが一夫一妻制にシフトしつつありますが、それは霊的な進化を遂げたからではなく、ある宗教が人類全体に影響を与えたからです。

でも、その影響力は、飽くまでも人間社会の中でのみ通用するものであって、世界全体や、霊的システムまで変えるほどではありません。

 

世界(霊界も含む)の仕組みと、人間の思想・宗教が嚙み合わなくなった結果、核家族化や、ワンオペレーション育児などの、新たな問題が生じるようになりました。

ですから、この問題を解決するには、哲学的な啓蒙や、社会的な法整備を進めるよりも、自然の摂理から外れた宗教と距離を取り、その影響下から抜け出す方が早いのです。

離れると言っても、カルト宗教のように反社会的なコミュニティを作る必要はありません。ただ単に、他人が作った宗教や、法律などを、絶対視するのをやめるだけで良いのです。

 

因みに、グループソウルのメンバー全体の霊性が低いと、グループ自体が大規模になりがちです。何故なら、大きな群れに属する方が、個々の生存率が上がるからです。

逆に、メンバーの霊性が高いグループは、分化して少数精鋭のサブ・グループを作るようになります。その方が小回りが利くし、面倒な人間関係も減らせるので、何かと都合が良いのです。

どちらのグループにも一長一短がありますが、個人的には旧来の柵(しがらみ)に囚われない、自由で新しい群れ(New-flock)を作るのが良いと考えています。

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