結論から言いますと、発達障碍の人でも、恋愛を楽しむことはできます。ただし、自分の障碍を理解し、受け入れ、乗り越えようとしている人に限られます。
何故なら、障碍の病識(病気ではありませんが)を持っていない人は、無自覚なまま、パートナーに迷惑と苦労をかけ続けてしまうからです。
霊性が高いパートナーなら「それでも良い」と言ってくれるかも知れませんが、恋愛から結婚に至れば一生続く問題に変わります。
そもそも、定型発達と発達障碍は別の世界に生きているので、相互理解は困難です。発達障害の社会的認知が進まないのも、そのためです。
恋愛感情があるうちはまだしも、熱が冷めて日常になれば、どんなに霊性が高い人物でも、そのうち発達障碍の特性が鼻に付くようになります。
定型発達同士でも結婚生活は大変なのに、どちらかが一方的に我慢し続ける関係が長続きする筈もありません。
発達障碍同士のカップルなら、同じ世界に生きているので、お互いに理解し合い、苦手なことを補い合う関係になれる可能性があります。
でも、そうなるには、お互いに精神的・経済的に自立していなければなりません。
片方、もしくは両方が毒親持ちで、メンタルに問題を抱えていたり、二次障害で働けない人達は、パートナーに依存するか、福祉を利用することになります。
福祉を利用する場合は、障碍年金を受給すると生活が楽になります。発達障碍だけだと3級までですが、二次障碍で働けない人は2級になる可能性が高いです。
社会保険労務士を通して年金の申請をすれば、高確率で受給できますし、生活保護とは違って、貯金や財産があっても申請が通ります。
関西在住の方なら、発達障碍に詳しい社労士を紹介できますので、興味がおありの方は当サイトのお問い合わせフォームにメールをしてください。
パートナーに頼る場合は、敢えて不平等な主従関係を結ぶか、男尊女卑、もしくは女尊男卑の関係を受け入れるしかありません。
何故なら、頼る側とは違って、自立している側には我慢をする理由が無いので、同じ立場と権利を求めた瞬間、その関係は破綻するからです。
だからこそ、頼る側には愛と性で相手を満たして、自分を守らせるくらいの、強(したた)かな生存戦略が必要になるのです。
もちろん、これは男女平等とは真逆の考え方ですが、障碍を持つ人が理想論だけで生きていけるほど世界は優しくないので、仕方がありません。
周囲の人々に認められるだけの力を付けて、精神的・社会的な自立を勝ち取りたいなら、福祉と異性の保護下で、10年単位の努力する必要があります。
しかし、年齢を重ねれば、男女共に性的な魅力は低下していきますし、そうなれば、異性の保護下に入るのも難しくなっていきます。
年齢的に若く、従順で、しおらしい男女なら、恋愛や婚活において地雷として扱われることも無いでしょう。そして動くなら、早ければ早いほど良いです。
パートナー選びの際は、障害という弱みに付け込んでくる人は徹底して避けて、自分なりに障害を乗り越える努力をし続けるのが大切です。
責任を持って保護してくれる誠実な異性と出会えたとしても、障害があることを隠したり、障害に甘えていれば、呆れられて捨てられます。
性別や障碍の有無を問わず、誠実な人は、相手にも誠実さを求めてきます。その代わり、弱みに付け込むような真似はしてきません。
因みに、男女共に容姿に恵まれている人は、ほぼ例外なく自分は異性を選ぶ側だと思っているので、あまり誠実な態度は期待できません。
発達障碍に悩む人を保護してくれるのは、同じ悩みを抱えていて、しかも霊性が高く、誠実で、それなりに人生経験を積んだ人だけです。
この手の人がナンパをしたり、合コンに参加することは無いので、趣味系のSNSか、マッチングアプリを利用しないと、まず出会えません。
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