グラウンディング冥想

霊性を高める方法

グラウンディングとは文字通り「地に足をつけること」であり、本来は裸足で地面の上に立つ事で心身を癒す手法のことを言いました。

実際、裸足で川や海に入ったり、芝生やキャンプ場の地面で寝転んだりすると、とても心が落ち着くんですよね。

このグラウンディングがスピリチュアルに取り入れられると、自分と地球をエネルギーで繋ぐとか、現実に生きる自分を感じるという意味も含むようになっていきました。

 

現在では、ネガティブな事に負けず、何事にも動じない自信と、生きる自信の源となる自分軸を持つことも、グラウンディングと言うようになりました。

グラウンディングのメソッドは色々ありますが、当サイトでは自我境界線を明確にすることで自分軸を得る冥想法をお勧めしています。

STEP1

まずは体を締め付けない服に着替えて、楽な姿勢になって目を瞑ってください。リラックスするのが難しかったら、環境音楽をかけたり、アロマの類を使うと良いでしょう。

リラックスしたら、全身の皮膚を意識してください。皮膚の内側が自分、外側が世界、皮膚はその境界線です。

皮膚は心理学でいう自我境界線と同じであり、その境界線を意識する事で、世界と自己の分離が起きます。これにより、自己と言う存在が明確になります。

 

大抵の人は、自分が思っている皮膚の位置と、実際の皮膚の位置にズレがあったり、自分の身体なのに上手く意識できない場所があるものです。

そういう場所を見つけたら、そっと指先で撫でたり、トントンと叩いて(タッピングといいます)皮膚に刺激を与えると、ちゃんと意識できるようになります。

この冥想法を、一日五分でも良いので、一週間ほど続けてください。

 

STEP2

この冥想法を続けていくと、全身の皮膚をしっかり意識できるようになったり、自分と世界がハッキリ分離されている感覚が出てきます。

そうなりましたら、全身の皮膚に「刺激を跳ね返すイメージ」を与えてください。このイメージによって、元々皮膚に備わっているバリアーの効果が強化されます。

イメージが上手く出来るようになってきたら、何時でも何処でも、すぐにバリアーのイメージが出来るようになりましょう。

 

熟練すると、学校や会社で受ける人間関係のストレスを、皮膚(自我境界線)が自動的に反射するようになってきます。

イメージが弱いうちは、他人からの圧力に押し負ける感じがしますが、熟練するにしたがって押し負ける感じがしなくなっていきます。

この一連の流れを、グラウンディング冥想と呼称しています。

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